<全国高校野球選手権:延岡学園5-4大分工>◇11日◇1回戦
口蹄(こうてい)疫問題で揺れた宮崎の延岡学園がサヨナラ勝ちした。今大会初の延長試合に突入し、10回1死一、三塁。9番矢野が初球、2球目とスクイズを失敗し、カウント2-1からの4球目もスクイズを狙った。結果は外されて三振となったが、投球がそれ、三塁走者の横山雄が踊るように本塁に生還。「感謝の気持ちを持ってプレーしようと伝えていた。1勝できてよかった」。4月に就任した重本浩司監督(28)は感無量だった。
口蹄疫問題の影響で5月下旬から対外試合ができなくなった。週5回の紅白戦で実戦不足を補い、6月上旬からは午前5時半起床という約3週間の合宿を続け、結束力を強めた。主将の押川は「自分たちの野球ができた」。宮崎53校(参加51チーム)の代表として、笑顔を送り続ける。【大池和幸】


