<全国高校野球選手権:報徳学園4-2福井商>◇15日◇2回戦

 報徳学園(兵庫)が10日の1回戦・砺波工戦とは継投の順番を逆にして接戦をものにした。3年の背番号1の先発大西一成投手(3年)が7回を8安打2失点。2点リードの8回からスーパー1年生の田村が登板し、最速140キロの直球を中心に打者6人をパーフェクトに封じた。大西は「自分より田村の方が安定している、と思われているかもしれないが、見返したい。次も先発でいきたい」。永田裕治監督(47)は「県大会で1度やっておきたかったパターンが、やっとできた」とうなずいた。