主将就任後は、取材される機会が増えると同時に石垣の急成長が始まった。高2までは真面目な受け答えに終始していた印象だったが、高3になってからは口数とユーモアが急増。願わくば、プロ入りする前の高校時代にオヤジギャグを言ってほしかった。
石垣 僕のギャグを引き出してくれなかった、記者の方たちが悪いんですよ(笑い)。まぁ、その時から言っていたら、今ごろネタ切れを起こしていますけどね(爆笑)。
そう切り返せるぐらい、今の石垣には余裕がある。2月1日のキャンプは、沖縄・読谷村で2軍スタート。じっくり体づくりに励んで、1軍のお立ち台でのオヤジギャグ発射を夢見る。
石垣 打って、守れて、走れるのは当たり前。笑いもとれる4拍子そろった選手になりたいですね(笑い)。【取材・構成=高橋洋平】
◆石垣雅海(いしがき・まさみ)1998年(平10)9月21日、山形・酒田市生まれ。亀城小3で野球を始め、酒田三中軟式野球部では3年時に東北大会出場。引退後は「ハーバーベースボールクラブ」で硬式球経験。酒田南では甲子園出場なし。高校通算37本塁打、50メートル5秒9、遠投100メートル。180センチ、85キロ。右投げ右打ち。家族は両親、姉、弟、祖父母。血液型B。
<これが伝説の石垣語録>
▼12月7日(入寮日)飛行機で名古屋入りし「やっぱり頭も疲れて、ヘッド(HEAD)ヘドって感じ」。続いて「金曜日はなんといってもエビフライデー」とぶちかますと「あ、今日は土曜だった」と曜日を間違えても笑顔。
▼12月11日(施設見学)ホームタウンの印象を聞かれ「名古屋だけに、ナゴヤカですね」。目が点になった報道陣に向かってさらに「雅海のギャグは、まあ、さみぃ(寒い)」とこん身の一撃。
▼12月12日(新入団会見)「中日だけに中日(なかび)が多い」と分かりにくいネタを披露。微妙な反応に「いつもこんな感じです」と笑いを誘った。
▼12月13日(酒田市表敬訪問)名古屋帰りのリップサービスなのか「愛ち(愛知)てます」と軽いジャブを放つ。
▼12月29日(地元山形のテレビ出演)プラスチックバットを手にボケを1発。「このスカスカなバット、よくがんバットるな」に、共演の女子アナ大爆笑。
▼17年1月19日(選手合同自主トレ終了後)「今日は空がとてもキレイなので、ボクもあの空にいきまスカイ(SKY)」と強気にマイクパフォーマンスするも、ややウケ。「最近は練習がしんどすぎて、ネタを考える時間がないんです」と自ら苦笑い。




