プロ野球広島の内野手で、国民栄誉賞を受賞した衣笠祥雄(きぬがさ・さちお)氏が、23日夜に上行結腸がんのため東京都内で死去したことが24日、分かった。71歳だった。プロ野球記録の2215試合連続出場で「鉄人」と呼ばれた。75年に広島のセ・リーグ初優勝に貢献し、「赤ヘル旋風」を巻き起こすなど黄金期を支えた。

 広島丸(今永から16年5月6日以来36打席ぶり安打が先制打)「自分の打撃ができた。(衣笠氏の訃報に)偉大な先輩。連続試合出場も、なかなかできることではない。プレーヤーじゃないと、すごさは分からない。ああいうプレーヤーになりたい」