快進撃の瑞穂は、ベスト8で力尽きた。武蔵府中の序盤の猛攻で3回までに10失点。5回コールド負けになったが、栗原浩監督は「今日は力負けしましたが、20年ぶりに日本選手権への出場を決めましたし、選手が一戦、一戦力をつけてよくやってくれました」と笑顔も見せた。

 昨年秋季大会、今年の春季大会では関東大会への出場も逃していただけに、うれしいベスト8ではある。ゲーム主将を任されている杉田大将(ひろまさ)は「自分たちの力を出せずに負けたのは悔しいです。でも負けたらそこから学んでいきたい。最後の1球まであきらめない気持ちを持ってやりたい」と、日本選手権での戦いを思い描いていた。