ソフトバンク内川聖一内野手(35)の通算2000安打達成を記念するセレモニーが29日、試合前に行われた。

 内川は緊張した表情で、王貞治球団会長から名球会のブレザーを着せてもらい「着せてもらった瞬間、肩にズシッときて『2000本安打を達成したんだな』とあらためて思いました。2000本を打った証を手渡されると、これからも安打を積み重ねていきたいという気持ちが強くなりました」と喜びをかみしめた。名球会入りについては「名球会ではしばらくは1年生なので、今後イベントなどではしっかり頑張らないといけませんね(笑い)」と話した。

 贈呈役を務めた王会長は「我々の時代にはなかったからうらやましいね。『ごくろうさん。でも、これからだよ』と声をかけた。3000本狙えとは言わなかったけどね(笑い)。でも築き上げるチャンスがあるんだから、1本ずつ積み重ねてほしい。これからの野球人生が大事」と激励した。