横浜が日本一に輝いた98年の優勝メンバー、谷繁元信氏と鈴木尚典氏が試合前のセレモニアルピッチを行った。

 リーグ優勝を決めた同年10月8日阪神戦でのユニホーム姿で登場。谷繁氏は嶺井、鈴木氏は筒香と、2人の現役時代と同じポジションの選手を相手に投じ、スタンドから大きな歓声を浴びた。

 谷繁氏は「ユニホームを着てグラウンドに立つというのは、やっぱりいいですね。98年当時を思い出しました。今、セ・リーグで最も優勝から離れている球団ですが、選手たちは最後まであきらめずに、優勝目指して頑張ってほしいです。ファンの皆さんには、時には叱咤(しった)激励を交えながらチームを支えてほしいと思います」とエールを送った。

 鈴木氏は「セレモニアルピッチは、とても気持ち良かったです。毎試合多くのファンが応援してくれていますが、今年、優勝したら横浜の街は98年当時を超える盛り上がりになると思います。ぜひ、実現できるよう頑張ってもらいたいです。選手全員が優勝するんだという気持ちを持って残り試合、本気で優勝を狙ってほしいと思います」と話した。