東洋大がサヨナラ勝ちで立正大に連勝し、今季初勝ち点を挙げた。

2-2の同点で迎えた9回裏、二塁打と送りバントで1死三塁とし、8番の津田翔希遊撃手(3年=浦和学院)が初球の142キロを中前にはじき返した。

津田には今季8打席目に出た初安打が価値ある1本になった。「打席に入る前に中川さん(圭太主将)が肩をもみながら、いける、いけると言ってくれて。サヨナラは(大学で)初めて。これで次も自信を持っていけます」。

守りには定評のある津田だが、打のヒーローになるのは1年生だった16年春、中大戦で勝ち越し3ランを放って以来のことだった。