阪神からドラフト6位指名されたBC・富山の湯浅京己(あつき)投手(19)が30日、高岡市内の球団事務所で佐野仙好統括スカウト、永吉和也アマスカウトディレクター、筒井和也スカウトから指名あいさつを受けた。

「1年目から活躍出来るように覚悟をもって臨んで、将来的には(BC・富山の)伊藤智仁監督のような球界を代表するピッチャーになりたいです」

湯浅は最速151キロの直球を武器にドラフト指名を受けるまでに成長したが、福島・聖光学院時代は甲子園でのメンバー入りを果たせなかった。「高校時代は悔しい思いでスタンドから応援していた。高校時代の悔しさをプロで、甲子園でぶつけたいです」と意気込んだ。

担当した筒井スカウトは「両サイドに直球を投げ分けることが出来る。真っすぐだけでなくスライダーやカットボール、フォークといった変化球も十分高いレベルで勝負できている」と指名理由を説明した。