新パフォーマンスだ。西武山川穂高内野手(27)が2日、富士大時代を過ごした岩手・花巻で菊池、外崎とトークショーを開催。壇上で突如、本塁打後の新決めポーズを披露した。「来年は変えようと思っています。(ソフトバンク松田宣の)『熱男~!』に近いのがいい」と右足を振り上げてドスン。四股を踏んでから両手を突き出し「どすこい!」と叫んだ。

恰幅(かっぷく)の良さは力士顔負け。田辺前監督や辻監督に「御嶽海に似てるな」と言われた。「自分でも似てると思う」と角界のホープにあやかった。ダイヤモンド1周後、お笑い芸人・ゆりやんレトリィバァの「調子乗っちゃって」ポーズがお決まりだったが、来年は力感あふれるスタイルでいく。

狙いは、ファンとの一体感だ。「一緒に『どすこい』と。球場を巻き込みたい」と松田宣に負けじと盛り上げる。47本塁打でタイトルを獲得したが、来季は50本塁打が目標。50発分の「どすこい!」で日本一をつかみ取る。【古川真弥】

◆ホームラン後の主なパフォーマンス デストラーデ(元西武)の弓矢ガッツポーズやラミレス(現DeNA監督)が現役時代に見せた「ゲッツ」などが有名。現役ではレアード(日本ハム)のすしポーズや松田宣(ソフトバンク)の「熱男~!」、内川(同)の顎タッチなど。選手以外では巨人原監督が選手を出迎えるグータッチが有名。