阪神は4日、左足指の骨折の疑いで3日に東京から帰阪した梅野隆太郎捕手(27)について「左足薬指の骨折」と発表した。梅野は2日の巨人1回戦(東京ドーム)の2回に三塁内野安打を放って一塁に駆け込んだ際、転倒。左足の指を痛めた。2日は試合最後までプレーを続け、3日午前中に都内の病院で受診後に緊急帰阪し、4日にチームドクターの診察を受けた。

骨折が判明したが、チームドクターによれば「痛みはあるものの、治療を続けながらであれば試合出場は可能」という判断。梅野本人に試合出場への強い意思があり、5日からの広島3連戦(マツダスタジアム)からチームに再合流し、即日スタメン出場を目指す。

矢野監督も「いろんな人の意見のなかで、やってみようという方向になった。明日から合流してスタメンの準備はすると思う。開幕からずっと(マスクを)かぶっているリュウがいなくなるというのは、チームとしても戦力的に痛い部分はあった。アイツの気持ちもあるし。また、大きな力になってくれるんじゃないかな」と話した。