西武ドラフト1位松本航投手(22=日体大)が、プロ初登板初先発し、5回を80球、4安打2四球で2失点。勝ち投手の権利を得て降板した。6回から2番手平井にスイッチした。

松本航は力強い直球を軸に4回まで無失点も、5回に連打を浴び、9番小田の適時打と1番中川の犠飛で2点を失った。「予想していた以上の緊張はなく、落ち着いて投げられたと思います。最後(5回)は、球が高めにいってしまいました。森さんのミットに向かって思い切って投げられたことがよかったです」と話した。

開幕ローテ入り当確だった最速155キロ右腕は、3月下旬に「軽い肺炎」と診断され、長期離脱を余儀なくされた。4月17日の2軍戦から実戦復帰し、ようやく1軍デビュー。「ワクワクしています。自分の力を出し切れるようにしたい」と初マウンドに臨んだ。