巨人ドラ1の先発高橋優貴投手がプロ最短の2回2/3、無失点で降板した。

1、2回ともに四球が絡んで満塁のピンチを招いた。ともに無失点でしのぐも制球力に苦しみ、不安定な投球に終始。3回に入っても、筒香、宮崎を連続四球で歩かせ、改善とはならなかった。2軍再調整を告げられた左腕は「自分で気持ちをコントロールできなかった。変化球でストライクが取れないと1軍で投げるのは厳しいのかなと思います」と出直しを期す。

交流戦明けからの連勝は7で止まったが、チームは活気を失っていない。坂本勇の25号ソロを含む猛打賞、阿部の2戦連続適時打、山本の2号ソロ、マシソンの復帰など好材料がそろう。前半戦を締めくくる9連戦は8日からの阪神3連戦(甲子園)が最終カードとなる。原監督は「9連戦の真っただ中でしんどいところかもしれないけど、1人1人が自分のケツをたたきながら明日からの3連戦を戦っていきたい」とした。