日本ハム打線が“夏バテ”気味だ。ソフトバンクの先発左腕ミランダらに8回まで清水優心捕手(23)のソロ本塁打の1点に抑えられ、9回2死一塁から代打谷口雄也外野手(27)の2号2ランで2点を返したが、時既に遅し。前日2日は2安打完封負け、この日は4安打で3得点。主導権を1度も握れずに敗れ、6月以来の3連敗で首位との差は再び3・5ゲームまで開いた。
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厳しい暑さの中、日本ハム打線が“夏バテ”気味だ。遠征先から戻り、7月30日から本拠地の札幌ドームで始まった6連戦。ここ5試合のチーム打率は1割5分6厘と、後半戦に突入した頃と比べて、明らかに元気がない。3連敗に栗山監督は「結果がすべて。必死になって何とかしようとすればするほど、うまくいかない。でも、それも全て受け止めるしかない」と、語気を強めた。
守っては7試合連続で先制点を奪われ、攻撃ではソフトバンクの助っ人ミランダに手を焼いた。7回まで清水のソロ本塁打1本だけでは、打ちたくても打つ手がない。2試合連続無安打に終わった4番中田は「(ミランダは)真っすぐで押している感じがあった。力があった。つながらないし、チャンスも作れていないし、決め切れていない」。打撃好調だった7月から一転、月が変わってもどかしい日が続き「1年を通して状態が良い悪いはあるけど、今、調子が悪い波に入っているのかな」と、声を落とした。
2安打シャットアウト負けを食らった前夜、悔しくて「久々に眠れなかった」と言う栗山監督は「いろいろな時があるけど、点を取れない時にどう勝つか。それを考えるのが自分の仕事」と、敗戦の責任を背負った。チームはちょうど100試合を消化。中田は「辛抱強くやるしかない。変な固定観念にとらわれず、1試合1試合勝てばいい」。首位とのゲーム差は3・5に開いたが、粘り強く進めば、追い越せない数字ではない。【中島宙恵】
▼日本ハムがソフトバンク投手陣から2本塁打を放つも、散発4安打、3得点で敗れた。同カード今季16試合で2桁安打を放ったのは2試合しかなく、7安打以下が12試合、4安打以下が4試合。得点も最多が6点で、4点以上は6試合、3点以下が10試合。対戦打率2割1分5厘、1試合平均3・1得点ともにパ5球団との対戦ではワーストの数字だ。



