今年春夏甲子園ベスト4の明石商の水上桂捕手(3年)が、楽天から7位指名された。昨年、西武から1位指名された松本航投手も同校OBだが、日体大をへての指名で、直接のプロ入りは同校初となる。

同じ3年生の野球部員とドラフト会議を見守った。なかなか名前が呼ばれず「不安があった」中で楽天が指名。「素直にうれしい。ホッとしてます」と喜びを語った。

狭間善徳監督(55)は「僕はやめとけと言ったんですけど」と明かし、「回りが見えるし、配球面で成長した。水上の人生。選択した以上は、辛いこともあると思うが頑張ってほしい」とエール。水上も「プロの世界は強い意思がないと負けてしまう。小柄でも動けるところを見てほしい」と活躍を誓った。