阪神は19日、兵庫・西宮市内の球団事務所で森越祐人内野手(31)に戦力外通告を行った。中日を戦力外となって15年に加入し、守備力の高いユーティリティー選手として重宝された。

今季1軍で出場機会がなかった森越は「急なことだったので、正直ビックリしている。声を掛けてくれた球団に結果で恩返しできず、悔しい気持ちが一番強い」と話した。12球団合同トライアウト参戦も視野に入れるが、今後は未定。谷本球団副社長兼球団本部長は「若い選手の手本となった選手で、守備もうまかった」と説明した。