西武秋山翔吾、外崎修汰、源田壮亮の3選手が20日、台風19号の被害を受けた埼玉・坂戸と東松山の避難所を訪れ激励した。

若獅子カレー約200食と防寒具を提供。発起人の秋山は、同じ埼玉のJ1浦和のMF阿部から連絡を受け、競技の枠を超えて“タッグ”。同じタイミングでの活動はかなわなかったが、秋山は「球団に相談してすぐに動けたことはよかった」と、避難住民のほか、ボランティアの人のもとも訪れ、サインや写真撮影に笑顔で応えた。

活動前には、氾濫した都幾川周辺の現地まで足を運んだ。被害を目の当たりにした秋山は「道や家、畑を見て、こんなところまで水が上がってくるのかと想像以上の被害でした」。源田も「恐怖心も感じた。そういう中で頑張っている方に少しでも笑顔を届けられたら」と話した。外崎は高校3年の卒業間近に、青森・弘前で東日本大震災を経験。「苦しい気持ちで、大変なときだと思う。僕たちがきたことで、ちょっとでも笑顔になって、頑張ろうという気持ちになってくれたら」と、胸を痛めながらも笑顔で接していた。