今季限りで現役を引退したロッテ福浦和也内野手兼2軍打撃コーチ(43)が、来季から新設される2軍ヘッドコーチに就任する方向であることが24日、分かった。新たなポストから井口監督と今岡2軍監督を支え、将来的な監督候補となるための研さんも積む。

この日は、みやざきフェニックス・リーグが雨天中止となり室内練習場で約3時間指導。2軍ヘッドコーチ就任に向けて「やるしかないよね」と意気込んだ。宮崎遠征から帰京後、球団と正式に交渉し、契約をかわすことになりそうだ。

引退試合後、再始動となった9月27日のイースタン・リーグ巨人戦の際にも「もう来年が始まっている。そこに向かってやるだけ。少しでも力になれれば」と若手の育成継続に意欲を見せていた。幕張のレジェンドが、引き続きピンストライプのユニホームを身にまとう。