巨人の高橋優貴投手(22)が原点で新たな夢を語った。母校の茨城・ひたちなか市立田彦小学校を卒業以来10年ぶりに訪問。小3で野球を始め、同校の卒業文集に「プロ野球選手になっていますか」と未来の自分にメッセージを送っていた。「感謝の気持ちと努力を忘れずにやれば絶対にかなうからと小学生の僕に言いたい」。目標に向かって本気で走り続けてきた経験から、全校児童の前では夢を持ち続けることの大切さを語った。

ルーキーイヤーの今季5勝を挙げ、セリーグ制覇に貢献したが、日本一はつかめなかった。質問コーナー今後の目標を聞かれると「巨人ファンにとって背番号26は左のエースというイメージが強い。背負うからには優勝に大きく貢献したい」。かなえた夢のさらに先へ。870人の後輩たちの前でさらなる活躍を誓った。