ロッテ内竜也投手(34)が11日、千葉市内の球団事務所で契約を更改し、減額制限を大きく超える44%(2400万円)減の3000万円(金額は推定)で合意した。

昨季はともに自己最多の登板58試合、26セーブで守護神として活躍したが、11月に右肘の関節鏡視下遊離体除去手術を受けた。その影響で今季はリハビリ中心の生活となり、1、2軍ともに実戦登板なしのままシーズンを終了。「振り返ることがない。(体は)回復傾向です。はじめから戦力にならないと意味がないと思っているので、来年の開幕に間に合わせたい。(ポジションは)どこでもいい」。

チームは若返りを図っており、2010年の日本一を知る選手も少なくなった。「(若手に)味わわせたいというより、自分がもう1回味わいたい」と優勝争いへ意欲を見せた。