11月に行われたプレミア12では、ソフトバンク周東佑京内野手(23)が、異例の「代走侍」として侍JAPANに選出された。大会盗塁王に輝き、世界一に貢献。世界の舞台で足を絡めた攻撃が勝敗を左右することを証明したが、阪神にも頼れるスピードスターがいる。来季6年目を迎える植田海(23)だ。
今季植田は盗塁数こそ周到に劣るが、盗塁成功率では上回った。
植田 8割5分7厘(12盗塁で盗塁死2)
周東 8割3分3厘(25盗塁で盗塁死5)
植田は「(周東を)意識はする。プレミア12もテレビで見ていた」と話す。動画サイトで1学年下の周東の走塁を見るなど、どん欲に「世界の足」を学んでいる。
昨季は19盗塁(盗塁死は2)で成功率は9割5厘。18年シーズンで2桁盗塁を決めたセ・リーグ選手の中のトップで、12球団で見ても1位の日本ハム西川遥輝の9割3分6厘に次ぐ成功率だった。植田が足をからめて得点圏に進むことができれば、糸井や福留らの勝負強い打者に回る。阪神の得点力不足解消の一策になる。「スタメンで出たい」と気合十分の植田が、20年のセ界を足でかき回しにいく。【只松憲】



