オリックスは23日、来季の新外国人としてタイラー・ヒギンス投手(28=パドレス3A)とアデルリン・ロドリゲス内野手(28=パドレス3A)の獲得を発表した。ともに単年契約で年俸7000万円プラス出来高払い。

ヒギンスは右投げ右打ちの米国人救援投手。メジャー経験こそないが、マイナーでリリーフとして活躍。今季は3Aで33試合に登板して4勝1敗4セーブ、防御率5・52だった。マイナー通算では、264試合に登板して18勝20敗15セーブ、防御率3・78。背番号は52。

球団を通じて「はじめにオリックスのユニホームを着て、オリックスファンの皆様の前でプレーする機会をくださった球団に感謝しています。私も家族も、日本でプレーすること、日本の文化を経験できることをとても楽しみにしています。今回の契約にあたり、携わっていただいたすべてのスタッフの方への感謝とともに、必ず優勝の手助けができるよう、一生懸命、頑張ります」とコメントした。

ロドリゲスはドミニカ共和国出身で右投げ右打ち。メジャー経験はないが、今季は3Aで75試合に出場して打率3割2分1厘、19本塁打をマークした。マイナー通算174本塁打のパンチ力が魅力だ。背番号42。

球団を通じて「まず、このたび、日本でプレーする機会をくださった球団に感謝します。私のモットーは100%を出し切ることです。私の持っているすべてを試合で出し切り、チームの勝利に貢献できるよう、しっかりと準備をして、良いシーズンを過ごしたい」との意気込みを寄せた。(金額は推定)