ヤクルトのドラフト1位奥川恭伸投手(18=星稜)が4日、新たな武器を手にした。オークリー社製のサングラスでソフトバンク柳田、松田宣と同モデル。大きなレンズで視野が広く、顔にフィットして隙間から光が侵入するのを防ぐ。

購入の際に徳島出身のドラフト6位武岡龍世内野手(18=八戸学院光星)から愛情を込めてからかわれた。並んだサングラスを前に悩んでいると「野球やってなかったら、ほんま田舎もんやな。そんなの石川には売ってないやろ」ときついジョークを飛ばされ「お前、今、石川の全員を敵に回したぞ」と言い返すと周囲は大爆笑となった。

前日3日に続きネットスローを行った。20メートルの距離で17球、25メートルから38球と計55球。西都を訪れ、練習を見た星稜・林監督も「(ノースロー調整の時は)若干心配はしましたけど、今日は腕を振る音が聞こえるくらい振っていたので、安心しました」と笑顔を見せていた。【千葉修宏】