ソフトバンクの開幕投手候補筆頭の東浜巨投手(29)が、紅白戦で貫禄の3回33球1安打無失点の好投を見せた。

紅組の2番手として登板し、3回からの3イニングを柳田に許した1安打のみで、毎回の3奪三振。最速も147キロをマークした。

試合後オンラインで取材に応じた東浜は「久しぶりの試合登板だが、自分の感覚としてはゾーンで勝負できていた」と自分なりに合格点をつけていた。

当初3月20日開幕投手を務めるはずだった右腕だが「いまはそれは意識していない。それよりプレーできることの幸せを感じながらやっていくことが大事。開幕日が決まったことは素直にうれしいが、開幕投手というよりは、残り1カ月でどこまで状態を上げられるかですね」と開幕できる、プレーできる喜びを口にしていた。

工藤監督は開幕投手について「今はまだ検討中」としながら「次回登板には決められたらと思ってます」と次回登板にも開幕投手当確となるような東浜の好投を期待していた。