ヤクルトは、本拠地神宮で有観客になった初戦が今季6度目の延長戦となり、ファンとともに3時間48分を戦った。

結果は今季4試合目の引き分けに終わり、グラウンドから引きあげる高津監督や選手たちには温かい拍手が送られた。

得点が入った際には、東京音頭に合わせてスタンドには傘が揺れ、チャンスや好プレーには大きな拍手が沸き起こった。高津監督は「これまで僕が知っている神宮でのお客さんの反応と、拍手だけの応援と、また新しく、斬新な気分だった」と振り返った。

先発した吉田大喜投手も「すごい力になりました。大学野球のときは(大勢の)観客が入ることなかったので、すごく新鮮でした」と話した。