阪神の青柳晃洋投手(27)、中谷将大外野手(27)が13日、阪急交通社主催のオンライントークショーに参加した。

2人ともオンラインでのイベントは初めて。1学年中谷が上で、投手、野手とポジションも違うが、青柳は「僕、漫画ばっかり読んでいるので、それを貸したり借りたり」と漫画仲間つながりであることを明かした。中谷は「漫画しか。(つながりが)薄いコンビですね」と笑わせ、息の合ったトークを見せた。

今年は新型コロナウイルスのため、開幕してしばらくは無観客での公式戦だった。青柳は無観客よりもファンがスタンドを埋めた方がやる気も高まるようで「(有観客で)ファンが入った1発目(1試合目)が僕の(投げる)試合だった。緊張感あって、楽しい試合だったので、ファンあってのプロ野球だなと思いましたね」と、有観客初戦となった7月10日DeNA戦(甲子園)で勝利投手になった日のことを話し、ファンに感謝した。

客が増えたシーズン終盤にはスタンドからのヤジも増えた。外野を守る中谷は「よく聞こえます『ああ、これや』と」と、スタンドに活気が戻ったことを実感したという。マウンド上の青柳もヤジはよく聞こえるといい「聞こえます。結構きついです。温かい目で応援してください。お願いします」と、拍手や歓声での後押しを願った。