阪神西勇輝投手が教育リーグ・オリックス戦(鳴尾浜)で今季2度目の実戦登板に臨み、4回4安打無失点と貫禄の投球を披露した。

初回は先頭から連続空振り三振を奪い、3者凡退と危なげない立ち上がり。2回以降は走者を背負うも、要所をきっちり抑えた。「前回と比べて、感覚が合ってきた」。初実戦だった5日のソフトバンクとのオープン戦から調子を上げた。

4回には走者なしでも、一塁走者を想定してセットポジションから投球する場面もあった。「今しか出来ないので。セットの時の感覚がもうちょっといいものがあったらいいなと」。先発が見込まれる開幕2カード目初戦の30日広島戦(マツダスタジアム)に向けて、入念に確認作業を行っている。

ぜんそくの症状で春季キャンプを途中離脱したが、体調面の不安もなくなってきた様子。「良好です。前に比べたら、全然違う。今回、中4日だったけど、体調面はいいふうに持っていけたんじゃないかなと」。あとは登板を重ね、微調整で仕上げていく。

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