西武が投打の鷹ハンターとともに、敵地に乗り込む。7日ソフトバンク戦(ペイペイドーム)から、左太もも裏肉離れで戦列を離れていた山川穂高内野手(29)が1軍に合流する。3日のイースタン・リーグ楽天戦で1号2ランを放った際、1軍を見据え「ホームランが出ていて、守備も走塁もできる状態というのは大事。そういう面でホッとしています」と手応えをつかんだ。昨季9本、一昨季11本。いずれもリーグでもっとも鷹から本塁打を打っている男が今季初対決に臨む。

今季はここまで4勝0敗の先発高橋光成投手(24)も球界屈指の鷹ハンターだ。対ソフトバンクは8連勝中で、11戦連続負けていない。この日は19年4月以来2年間負けなしの敵地で投手練習を行い「相手チームを意識しすぎることなく、リズム良く投げていきたい」。負けるまで切らないと宣言した長髪をなびかせ、イメージを描いた。獅子が投打で鷹に包囲網を張る。

西武ニュース一覧はこちら―>