楽天石井一久GM兼監督(47)が5点差を追いついた選手たちをたたえた。

2年ぶりの先発登板となった釜田が4回5失点。通算6戦0勝4敗の日本ハム・バーヘイゲンから4回に岡島の適時打で1点を返し、5回に小深田の適時打、鈴木大の犠飛、島内の同点2点適時二塁打で4得点を奪い追いついた。

以下、石井GM兼監督の一問一答

-5点差を追いついた

4回までに5点をリードされて、その中でよく同点まで持ってきてくれたなと。結果として勝てなかったですけど、引き分けまで持ってきてくれたのは選手が粘り強くしっかりとアプローチしてくれた結果だと思います。

-釜田は今季初登板で4回5失点

初登板を差し引いても自分の狙ったターゲット、コースへの意識がもうちょっとあったら違う結果になったんじゃないかと思います。ボールの質はすごくいいんですけど、ちょっとアバウトすぎるというか、そこら辺が課題かなと思います。

-釜田の今後は

今決められるわけではないので。選手はやっぱりチャンスをものにしたいと思う。でもチャンスは何回もあるわけじゃない。その中で次投げさせたいという投球にはなかったので、いろいろ考えてから決めたいと思います。

-5回に島内が同点打

島内に限らず、島内までつないだ打線の中にいる選手がすごくいい役割をしてくれたなと。そこを島内が仕上げてくれたと思います。

-島内自己最多タイの57打点

島内は本来本当に粘っこいバッター。諦めずにアプローチしてくれるので、結果が出ていても出ていなくても島内らしさが出ているので、勝負強さも発揮してくれているし、役割をやってくれているなと思います。

-中継ぎも粘った

今日は攻撃面のところでいうと打線の中に入った選手がよくやってくれたし、代わりに出たキャッチャーの(田中)貴也も足立もナイスリードをしてくれたし、ブルペンもしっかりやってくれたので何とか引き分けというところで収まったと思います。

-5回に捕手太田に代打黒川

まだイニング中盤でしたけど、ここでなんとか点数を縮めたいという気持ちもあったので、黒川をいった。キャッチャーもその分出番があってその役割を出してくれたなと思います。