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今や見慣れた光景となりつつあるエンゼルス大谷翔平の投打同時出場。プロで初めてリアル二刀流が実現したのは、日本ハム入団1年目、2013年6月18日広島戦のこと。5番投手で先発出場し、4回3失点で勝敗付かずも、プロ入り後最速タイの157キロを投げた。降板後は右翼の守備につき、打っては勝ち越し打を含む3打数1安打1打点をマークした。
のちにメジャーを熱狂させる二刀流出場を初めて刻んだこの日、一触即発の大ピンチにも見舞われていた。ヘルメットをぶん投げ激高する巨漢選手、凍り付く球場、身をていした兄貴分、そのとき大谷は・・・。二刀流記念日に埋もれていた8年前の出来事を、写真で振り返る。