2軍で調整を続ける阪神高橋遥人投手(25)が故障後最長の5回1/3を投げ5奪三振無失点と好投を見せた。

初回は先頭の中村奨を二ゴロ、メヒアを右飛、正随を三ゴロに抑え、わずか4球で3者凡退。2回以降も落ち着いた投球で唯一招いたピンチは3回。安打と四球で1死満塁とし、メヒアを迎えた。カウント1-0から内角へ147キロの直球を投じ、三ゴロ併殺でピンチを脱した。4回は3者凡退に抑え、5回は先頭を四球で出すも後続を打ち取りスコアボードに「0」を並べた。6回先頭の中村奨を空振り三振にしたところで降板した。この日は76球を投じ最速は149キロだった。

前回登板の22日ソフトバンク戦(タマスタ筑後)も5回を投げ無失点と好投した。上肢のコンディション不良から調整を続けてきたが、その仕上がりは良好なもようだ。