鬼門を突き破る。2日ソフトバンク戦に先発予定の楽天則本昂大投手(30)が、7連敗中のペイペイドームで5年ぶりの白星を狙う。1日、楽天生命パークの室内練習場で最終調整。6回途中4失点でチームトップの8勝目を挙げた8月26日オリックス戦から中6日での登板に「この1週間も今までと変わらずにやってきた。ちゃんと試合を作りたい」と力を込めた。

白星が遠い。敵地の同球場では16年7月8日以来、自身10戦勝利なし。今季も3試合に先発登板し、0勝2敗、防御率8・22と振るわない。7月12日の同地での前回登板では今季最短の3回、同ワーストの6失点で4敗目を喫している。「できるだけ無駄なランナーを出さないようにしていけば、大量失点は防げると思う」。相手先発は金メダル侍の千賀。「先を見過ぎずに目の前の1つのアウトをしっかりととっていくことが大事」と頭から持ち前の全力投球を心がける。

チームは残り42試合で、首位オリックスに3・5ゲーム差。優勝争いに絡む中、4位ソフトバンクとも2・5ゲーム差で、CS圏外も遠くない。チーム5カードぶりの勝ち越しがかかる一戦の勝敗は、シーズン最終盤に向け、大きな意味を持つ。「内容はどうであれ、勝つことが大事。へたくそな野球でも、泥臭くても勝てばいいと思う。とにかく最後のアウトを取りきるまで、諦めずにやりたい」。とにかく勝つ。鬼門も混戦パ・リーグも突き破る。