トンネルから抜け出すことが出来なかった。阪神佐藤輝明内野手(22)が42打席連続無安打で、55年藤井弘(広島)の41打席を抜いてセ・リーグ新人野手のワースト記録を更新した。

1軍復帰2戦目も「7番右翼」で先発したが、左飛、空振り三振、左飛で3打数無安打。9回に打席が巡ってきた場面では、代打が送られた。この試合まで打率4割、3本塁打と相性の良かった東京ドームだが、ノーヒットに終わった。

前日23日中日戦では右翼ポール際に大飛球を放ち、ダイヤモンドを1周したが、リプレー検証の結果、ファウルと判定された。「結果が出ていないのでなんとも言えないですけど、いい当たりも出た」と話していたが、快音は生まれなかった。