巨人が連続イニング無得点を24で、連敗を5で止めた。2点を追う6回、岡本和、亀井、大城で無死満塁とし、丸が左前に同点の2点適時打。二塁走者の亀井は、捕手山本と激突しながらも生還した。7回には亀井が決勝の中犠飛を放った。先発の菅野は粘り強い投球で6回2失点。7回からは中川、デラロサ、ビエイラと継投して1点のリードを守り切った。

試合後、原辰徳監督(63)の主な一問一答は以下の通り。

 

-最後はビエイラが何とか踏ん張った

「そうですね(苦笑)。何とか踏ん張りましたね。あの(先頭打者への)四球はあまり褒められたものではないですけど、まあ良かったですね」

-勝ち越しはベテラン亀井の犠飛

「走塁も含めて非常に、みんなの模範となるような、戦う姿勢というのは、亀ちゃんのいいところが出てるなという気がしますね。亀ちゃんの走塁っていうは、非常に勇気のある走塁だったということでしょうね」

-丸の同点打

「ねぇ。さらに良くなってくれるとありがたいですね」

-丸には最近、監督がほぼマンツーマンで指導を

「(巨人に来て)3年目かな? よく話してますよ(笑い)(これまでで)一番話してるね。非常に実績を残している素晴らしいバッターであることは間違いないので。しかし、経験の中でね、少し自分が思っていることを伝えているというところですね」

-同点打の後、1死二、三塁で代打重信の一ゴロで二塁走者丸が飛び出し、三塁走者の大城が押し出されるように本塁タッチアウト

「あれはやっぱり三塁ランナーが突っ込まなきゃいけませんね。どういう状況でもね。それを突っ込まなきゃいけない状況の中で突っ込んでないから、セカンドランナーはああいう形になるということですね。その辺というのは、まあ三塁コーチャーと三塁ランナーの連係というところでしょうね」

-菅野は6回2失点と粘った

「やっぱり(先制点を許した4回は)四球が2つ絡んでというところは反省はあるでしょうけどね。まあボールも走り始めましたしね。今日は勝ちがついてないんだね。でも、またやってくれるでしょう」

-連敗を止め、ここから

「あまり大きなことは言えませんけどね。わが軍の野球をね、どういう風にやるかというね。きょうもやっぱりまだまだ詰めの甘いところはありますし。でも今日勝利したというところで、さらに上乗せしていきたいと思っています。何でも、今の状態は、踏ん張らないと勝てないよ(笑い)」