プロの世界で“輝く”! ヤクルトドラフト1位の法大・山下輝投手(ひかる、4年=木更津総合)が15日、川崎市の同大合宿所で小川淳司GM、橿渕聡スカウトグループデスクから指名あいさつを受けた。「長く現役を続けられるように、ファンに愛される選手になりたい」と意気込んだ。

ヤクルトの主砲村上とは同学年。面識はないが、高卒でキャリアを始め、チームを引っ張る姿に刺激を受けている。「一緒に(チームの)少し先を引っ張りたい。同級生として負けないように頑張りたい」と目線を上げた。

名前は「輝」と書いて「ひかる」。法大のチームメートたちからは「かがやき」と呼ばれている。ヤクルトファンへは「名前で呼んでください」と照れくさそうに話した。

188センチ、100キロの大型左腕。186センチの小川GMからの「大きいな」との言葉に表情を崩した。小川GMからは「ボールの強さ、変化球の精度は高い。即戦力ということで指名した。即戦力左のエース、球界を代表するピッチャーになってほしい」と大きな期待を寄せられた。直近の目標は開幕1軍。直球の質や変化球を磨き、1年目から神宮で輝く投手を目指す。【湯本勝大】