日本ハムからドラフト7位で指名を受けた大阪桐蔭・松浦慶斗投手（18）が16日、大阪市内のホテルで球団と交渉し、契約金2000万円、年俸520万円で仮契約を結んだ。
“ビッグヒップ”でBIGBOSSにアピールする。最速150キロの力強い真っすぐが武器のサウスポー。剛速球を投げられる要因は高校のトレーニングで鍛えた下半身の強さだ。「お尻周りの大きさは強みです」と自信をのぞかせる。「ズボンを買いに行って試着しても入らない」と苦笑い。サイズを仮契約後に制服のズボン越しに測定すると、驚異の115センチ。エンゼルス大谷が102センチ、18年ドラフト1位の吉田は104センチ。比べても目を疑う大きさだ。
松浦は「お尻が大きいと相手に威圧感も与えられるし、踏ん張りも利いて強い球が投げられる」と効果を強調する。担当の林スカウトも「今まで見た中で1番の大きさ。もっと上位でもと思っていたので、この順位まで残ってくれていたのは幸運だった」と話した。
連日話題の新庄BIGBOSSとの対面も待ち望んでいる。「（就任会見の）襟を立てたファッションがかっこいいなと思った。新庄さんのようにファンに愛される選手になりたいので、極意を聞きたい。自分もあんな格好ができるくらい活躍できれば」。小学3年から中学卒業まで育った北の大地でも、どっしりとマウンドに立つ。【小林憲治】
