阪神は3日、梅野隆太郎捕手(30)が今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず残留すると発表した。 8年目の今季は1年契約で臨み、130試合出場で打率2割2分5厘、3本塁打、33打点。東京五輪の金メダル獲得にも貢献した。11月10日には「しっかり考える」と話し、熟考を重ねていた。後日、記者会見を開く。

 

◆梅野隆太郎(うめの・りゅうたろう)1991年(平3)6月17日、福岡県生まれ。福岡工大城東-福岡大を経て13年ドラフト4位で阪神入り。1年目から92試合に出場。17年から3年連続100試合出場と正捕手の座に就く。19年4月9日DeNA戦で阪神捕手で初のサイクル安打。昨年まで3年連続ゴールデングラブ賞受賞。今季から背番号を44から2に変更し、東京五輪ではソフトバンク甲斐と2人で日本の本塁を守り金メダル獲得に貢献。173センチ、75キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1億1000万円。