新型コロナウイルスの感染から復帰した阪神藤浪晋太郎投手(28)と伊藤将司投手(25)が、そろって好投した。ともに復帰後2度目の実戦登板で、先発した藤浪は4回1安打無失点、無四球5奪三振。5回から2番手で登板した伊藤将は毎回安打を浴びながらも要所を切り抜け4回5安打無失点。1軍復帰へ準備を整えた。

平田勝男2軍監督(62)の一問一答は以下の通り。

-藤浪について

「この前の筑後といいね、1本(ヒット)打たれたけど、その1本が打たれやがってというぐらいパーフェクトだね。カープは1軍クラスの選手も多いし、非常にレベルの高い中でも格の違いを見せてくれている。文句のつけようのないね」

-伊藤将について

「将司は晋太郎と違って打たせて取るのが彼の特長。粘って4イニング投げられた。まだまだ将司の球のキレ的にはもう少しというところはあるかもしれないけど、もう投げていっていつでも準備はできたわね」

-次は1軍登板か

「その辺はアレやけど、代わるピッチャーっていないでしょ。誰や。次の裏は。その辺は上がどうするか。またこっちで投げるのか、そういうところや」

-(近くにいた親子を見つけ)

「ありがとね。良かったね藤浪。カープの帽子をかぶってタイガースのユニホームを着て。どっちも好きやな」

-(最後に自ら)

「晋太郎はすごいね。あれぐらいリラックスしてさ。ピッチャー返しもピャンと捕って(好捕して)ピャン(鋭い送球)や。アレをやれって1軍で」

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