中日石川昂弥内野手(20)がプロ3年目で初のサヨナラ打を放った。

投手戦となった一戦で延長10回裏1死満塁の場面で、阪神先発青柳から中前適時打をマークした。

自軍では先発した大野雄大投手(33)が10回2死までパーフェクト投球を演じていた。力投したエース左腕に白星をつける一打となった。

お立ち台には10回1安打完封した大野雄と、殊勲の一打を放った石川昂の2人が上がった。

大野雄が「僕は10回で降板すると決まっていたので、あとはチームがなんとか勝ってくれたらいいなと思いながらベンチにいたのですが、昂弥に満塁で回ってきて、絶対打ってくれると思っていました」と話すと、石川昂は「大野さんがすごく頑張っていたので、自分がなんとか決めようと思って打席に立ちました。(サヨナラ打は)気持ちよかったです」と喜びを語った。

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