前日6日に、中日先発大野雄に、延長10回2死まで完全投球を許し完封負けした阪神打線が、12イニングぶりの得点を挙げた。

1点ビハインドの2回無死。この日4番に入った佐藤輝明内野手(23)が左中間への飛球を放つと、ヘッドスライディングで三塁を陥れた。

気迫のプロ初三塁打でチャンスメークすると、1死から大山悠輔内野手(27)が、詰まりながらも中前へ落とすタイムリー。19打席連続無安打で、この日6番に降格したが、20打席ぶりの安打で意地を見せた。

大山は球団広報を通じ、「打ったのはカットボール。先制点を取られた直後に(佐藤)テルがいい形でチャンスをつくってくれたので、どんな形でもランナーをかえすという気持ちで打ちました」とコメントした。

チームは今試合前まで直近4試合で3得点。3番に中野拓夢内野手(25)、5番に山本泰寛内野手(28)が入るなど、打線を大幅に改造し得点力アップを図っている。

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