阪神大山悠輔内野手(27)が、意地の一振りで試合を振り出しに戻した。

2点ビハインドの7回無死一塁。中日柳の124キロを引きつけ、左翼スタンドへ同点の5号2ランをたたき込んだ。

大山は球団広報を通じ「打ったのはスライダー。(先発の西)純矢が頑張って投げてくれていましたし、なかなか点を取ることができていなかったので、まずは追いつくことができてよかったです。勝ち越せるように頑張ります」とコメントした。

この日は2試合連続で4番を外れ、「7番一塁」で先発。前日7日は「6番一塁」で3打数1安打1打点。一時同点のタイムリーを放った一方、4回1死二、三塁の逆転機では、初球を打ち返し三ゴロに倒れていた。

4月29日巨人戦(東京ドーム)以来、9日ぶりの1発。主砲の快音に小野寺暖外野手(24)や佐藤輝明内野手(23)など、ベンチの後輩たちも大盛り上がりだった。

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