阪神藤浪晋太郎投手(28)は中継ぎでの1軍再昇格が濃厚となった。

ウエスタン・リーグ中日戦に先発。2回で44球を投げ1安打無失点、1四球で4奪三振と好投した。最速157キロで、変化球5種類を交えて的を絞らせず「いろんな球種でカウントを取れると楽ですし、投球の幅も広がってくる。全体的にはまとまっていて良かった」と納得した。

今季は一貫して先発調整を続けてきた。ただ、この日は1軍首脳陣から短いイニングでの調整登板をあらかじめ指定されていた。接戦続きでブルペン陣が徐々に疲弊する中、ひとまずロングリリーフ要員として白羽の矢が立った可能性は高い。4月中旬の新型コロナウイルス感染から復帰後、2軍公式戦では計14回を1失点と好調をキープ。早ければ31日からの西武3連戦中に1軍復帰し、中継ぎと先発の両にらみとなりそうだ。

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