阪神藤浪晋太郎投手(28)が、1軍復帰戦で1回無安打無失点と好投した。

4月中旬の新型コロナウイルスの感染から約1カ月半ぶりの1軍戦の舞台に帰ってきた右腕。8回裏終了時に「ピッチャー、藤浪」がコールされると、場内がどっと沸き立った。

2点ビハインドの9回に4番手で登板。先頭外崎を外角低め144キロカットボールで空振り三振にねじ伏せると、続く滝沢には四球を許した。しかし岸の打席の3球目、ワンバウンドした球を捕手長坂が好捕し、一塁走者が飛び出していたところを刺して2死。最後は岸を156キロ直球で二ゴロに仕留め、結果的に3人で片付けた。

最速は158キロを計測した。

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