阪神が日本ハムに連勝し、3カード連続勝ち越しを決めた。チームは今季2度目の4連勝で6月は負けなしだ。

お立ち台には、リーグトップタイ6勝目を挙げた青柳晃洋投手(28)と、2日連続の猛打賞をマークした大山悠輔内野手(27)が上がった。

青柳は8回を散発の4安打無失点に抑え、三塁も踏ませなかった。「何でもやってくると思って準備はしていたんですけど、意外と何もなかったですね」と、BIGBOSSに作戦を仕掛ける隙を与えなかった。投げるたびに規定投球回数に達し、防御率0・98で再びトップ。「すごいですね。数字にされたら、やっぱりすごいなと思いますね」と自分の成績に驚いた。

大山は3発を放った前日3日から2日連続のヒーローインタビュー。4回に先制&決勝の適時打を決め、「昨日の勢いのままに、青柳さんが投げているので、まずは1点、先制点を取ろうと思っていたので、取れてよかった」と喜んだ。2試合連続の猛打賞で状態が上がってきたかと問われると「はい。そうですね。1本でも多くと思って(打席に)立ってますけど、しっかり油断しないように頑張ります」と自分に言い聞かせるように話した。

交流戦は7勝4敗と3つの貯金をつくった。青柳は「セ・リーグの順位は最下位ですけど、1勝1勝積み上げて、上にいけるように頑張っていくので、明日からも応援よろしくお願いします」と今季最多4万2594人が入った甲子園のファンやテレビなどの向こうで応援するファンに向けて、巻き返しを誓った。

▼阪神が日本ハムに連勝し、3カード連続勝ち越しを決めた。前カードの西武戦から4連勝で、これは4月24日~5月1日にかけて6連勝して以来、今季2度目。借金も4月8日以来の1桁「9」となった。

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