ソフトバンクは逆転負けで3カードぶりの負け越し。バンテリンドームでは18、21年に続いて3度連続で負け越しとなった。藤本博史監督(58)の、試合後の一問一答は以下の通り。
-杉山が6回5失点
「ずっと先発やって、いい経験してると思うけど。今日は6回行けたからね。もうちょっとやね。でもいい経験してるんじゃないの。もうちょっと緩急をうまく使ったらね。ローテーションの将来有望な選手ですからね。今はいい勉強中だと思う。反省は反省、いいところはいいところで伸ばしていけばいいわけだから。今日なんかやったら、点取った後の次のイニングやね。そこを0点で抑えたらもっと楽な投球ができるはずやし」
-点を取った後の失点が続いた
「やっぱりいい投手はそこをビシッと抑えるもんね。交流戦(の登板)はもうないかな。先発はまた当然あるんで。今年中に化けてもらいたいよね」
-打線は泥臭く得点
「まあ、1点取ったら1点離されて、なかなか追いつかなかったよね。ただ、試合の中でボーンヘッドやね。ジュリ(グラシアル)の外野からの送球とかね。走らないであろう(と決めつけたような)送球とか。川瀬のライナー飛び出しとかね。そういうのもしっかり反省して、これからないようにしていかないと」
-柳田は疲労が見える
「疲れはみんな疲れてるからね。まだシーズン半分も終わってないんやからさ。疲れて打てないとかそういう問題じゃないと思いますよ。はっきり言って、今状態が悪いということです。疲れて状態が悪くなってるんじゃなしに、相手がいることですから。相手も研究して投げてくる。それを乗り越えていかないといけない。そこはしっかり修正して状態を上げていけるように。ただ1年間通したら、こっちは必要な選手やし。休ませるつもりも全くないし。柳田が3番、グラシアルが4番に入ってたら、相手も当然、警戒しますからね。このメンバーでやるしかないんで。状態を早く上げて戦えるようにね」
(続けて)
「柳町の場合はちょっとね、足がヤバいんで。10日間抹消します。長引いたら困るからさ。本人は行けるというところやけど。こっちはおってほしいけど、無理してもね。あと交流戦1週間やしね。代わりにガルビスを上げて、センターは周東と牧原に補ってもらう形になるかなと思うんやけど。柳町の状態が悪いから落とすんじゃないからね。17日からのパ・リーグ再開には帰ってきて、出られるようにね。10日間でリフレッシュも兼ねての治療ということで」
-ホームに戻って6試合
「ホームでなんとかね、最低、勝ち越し、勝ち越しで交流戦を終わりたいですね」
-ガルビスは状態もいい
「状態いいって聞いてますよ。期待するのは打つ方です。起爆剤になってくれたらいいんじゃないかな。打てなかったら代打も出すし、そこはシビアにいかせていただきます」