楽天浅村栄斗内野手(31)がサヨナラ打を決めた。0-0の延長10回1死二塁で広島松本から中越え打。「初対戦で球筋も分からない。積極的に」。初球ストライクを見逃したことで、タイミングを修正。カウント1-1から3球目を捉えた。二塁を回ったところで、ベンチから飛び出してきたチームメートたちに水をかけられ祝福された。

この日の仙台は最高気温13度の梅雨寒。「最悪でした。本当、寒いし、冷たいし」と笑顔で振り返った。負ければ交流戦最下位タイに沈む一戦。前の打席まで3三振の主砲が最後にチームを救った。

▽楽天石井GM兼監督(前日の4番から3番に戻した浅村がサヨナラ打)「ああいう形が一番いいかなと思いました。結果どうこうで動かすのは好きじゃない。(浅村は)ここのところ、いい感じ。打った、打たないで一喜一憂せず見守りたい」

▽楽天辛島(6回を2安打1四球無失点)「全体的に丁寧な投球ができたと思います。ほとんどのイニングで先頭打者をしっかりと抑えられたのがよかった」

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