阪神ドラフト4位の前川右京外野手(19)の復帰後2度目の先発は3打数無安打となった。「7番・左翼」でスタメン出場。3月13日の巨人とのオープン戦以来の甲子園での打席だった。Dream5の「学園天国」で登場。2回の1打席目はソフトバンク先発武田に中飛、4回の2打席目は左飛となった。7回の先頭で回った3打席目では、3番手甲斐野の156キロの直球を痛烈な当たりで打ち返したが、一ゴロに。ベースを踏んだ後、悔しがる表情を見せた。

前川は上半身のコンディション不良から7日のオリックス戦(鳴尾浜)で代打で出場し、実戦復帰。9日に復帰後初先発した同戦では、プロ初本塁打を放つなどマルチ安打でアピールしていた。智弁学園で21年夏の甲子園で準Vに導いたスラッガーは、甲子園でヒットとはならなかったが、多数のファンが前川の応援タオルを持って応援するなど人気は健在だった。

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