2軍先発した阪神小野泰己投手(28)が1死も取れず、5四死球を許すなどして6失点で降板した。 先頭真砂をストレートの四球で出塁させ、高田には中前打。野村大にも四球を許し、元同僚中谷に押し出し四球で先制点を献上。続く黒瀬には初球で頭部をかすめる死球で押し出し。増田に四球を与えたところで交代が告げられた。 “緊急事態”で2番手でマウンドに上がった牧も、流れを止めきれなかった。 当初はドラフト3位ルーキーの桐敷拓馬投手(22)が先発予定だったが、1軍に昇格したため、急きょ先発を託された。 小野は今季中継ぎで開幕1軍入りし、1軍戦は5試合で防御率1・80。4月9日に出場選手登録を抹消。この日試合前時点で2軍公式戦に中継ぎとして11試合に登板し、1勝0敗、2セーブ、防御率0・82と好投を続けていた。