勝利投手にはなれなかったが、ロッテ小島和哉投手(25)が6回1失点と粘った。

各イニング、2死目を奪うのに苦労するケースが多く、3回までに申告敬遠を含む4四死球と制球に苦しんだ。「序盤で球数がかさんでしまったので、長いイニングを投げられずもったいないです」と肩を落とし、試合中に球団広報を通じて「あとはチームが勝ってくれるように応援します」と願っていた。

願いがかない、8回に勝ち越し、チームは勝利。8回に登板したロベルト・オスナ投手(27)が2勝目を挙げた。小島はこれで今季1248球を投げ、防御率2・24ながら、まだ1勝のみ。一方で途中加入のオスナは3試合41球で早くも来日2勝目を挙げた。

井口監督は小島について「踏ん張ってくれました。制球に苦しんでましたけど、その中でしっかりと要所で抑えながら、ゲームを作ってくれたと思います」としっかり評価。オスナについては「そういう勝ち運を持っている投手なんじゃないかなと。小島、抜いちゃいましたからね」と笑っていた。【金子真仁】

▽ロッテ・オスナ(好救援。来日3試合目で早くも2勝目)「投げるたびに日本のマウンド、ボールに慣れていると思う。もっともっと日本の野球に慣れていきたいと思う」

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