3年目の中日岡林勇希外野手(20)が殊勲の一打を放った。

2点を追う7回2死満塁で走者一掃の適時二塁打を放ち、逆転。4回に失策を記録し、6回無死満塁では空振り三振。「どうにかして取り返すしかなかった」と意地を見せた。終盤の逆転劇にも立浪監督は、「惜しいファウルが多いが、打者陣が惜しい球を仕留めきれていない。チームの課題としてやっていかないと」と、気を引き締めた。ヤクルト戦は7勝5敗で、セ5球団で唯一勝ち越している。

▽中日R・マルティネス(27試合連続無失点で19セーブ)「チームが勝てるように、しっかり準備してマウンドに上がることを心がけている」

▽中日加藤翔(途中出場で8回に今季1号ソロ)「立浪監督に指導してもらったことで1本打てて良かった」

◆陽性 中日阿部寿樹内野手(32)が新型コロナウイルス陽性判定を受けた。近親者の濃厚接触者だったが、名古屋市内の病院でのPCR検査で判明。自主隔離措置を続ける。

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